歴史修正主義(笑)

http://d.hatena.ne.jp/gurugurian/20080927/1222522849
とかいろいろ


そもそも歴史修正主義者ってなんじゃいな、というレトリックネタは置いといて、これも程度問題とかバランス問題でしかないでしょ。
国が民族が滅んでもいいので永遠に謝罪と賠償をし続けるべきだ、という主張をさらに現体制への抵抗のために使用するんだから、そりゃ反対されて当然。他国とか他の民族とか他の人類と同様の行動であるからして当然。


落としどころをどこにするかはともかくとして、例えば
「我が日本の民族や国家を誇りましょう、いざとなったら戦って守りましょう、でも昔の失敗は真摯に学びましょうね」
とかなら多分特にひどい異論は出ないと思うんだが、主に日本そのものがキライと思しき人らの行動はそうは見えないからなぁ。愛国以前の曖昧な危機感を感じて他称ネトウヨが形成されたんじゃないかと思われる。なのでネトウヨは思想じゃなくて手法だろうね。


なんというのかな、潔癖主義のように見えて、実際には能力的問題から臭いものにふたをするだけ、というのがネトサヨの本質的な部分なんじゃないかな。こんなに悪いことをしたんだ、だから浄化しなくちゃ!と思っちゃうのが始まりで、あとは化粧が止まらないような感じで見かけたものに全部ぬったくろうとする。それがきれいだと思っちゃうんだよね。近視眼的で長期目的が良くわからないとかそのあたり。


実際のところ、罪を償いましょう(?)ってのはどの程度の意味や理由があるんだろうな。どうも価値が見出しにくい。民事で当事者間だけで何とかする手法でうまくいく例があるとすれば何が条件なんだろう。