派遣村が叩かれるのは弱者強者じゃなくてその考え方

どうも派遣村を叩いたり、その叩きをさらに叩くといった話があるようだが。
例によって例のごとく、きちんと対象を絞らないと無理に一般化されて発散する。


一般的な派遣社員はまず非難される部分はほとんど無いので、派遣派遣と略すのはよろしくない。叩かれているのは一部の派遣社員のはず。
どんな派遣が叩かれているのかというと、派遣村ののろしに呼応してたような連中、ということになるだろうか。要は、蟻とキリギリスの後者でさらにすべての責任は政府であり自分は一切悪くないという発想の人々、ということになろう。


で、ここに集ってるのが強者弱者とか言いたい人とか、自己責任論を叩きたいとかいろんな己の思惑でもって切り取った断面をネタに言いたいこと垂れ流すので、いろいろと混沌としていくのだろう。

たいした人数でもないのでこんなに話が収束しないのは、きっと根底に重要な価値観の確認があるからかもしれない。受験で受かった人、落ちた人、悲喜こもごもの場で「そこの不合格の一団には特別措置で推薦・・」なんて話が出てるようなもんだわ。まじめな人が損をする話。