教育の主体は?

自分たちこそ当事者であるということ(再掲)
http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20080913/1221257002


う〜ん、学力調査でなんぞ、って話が多いんだが、それって教育関係者以外の、
保護者を含む国民が口出しすべき問題なのか? 保護者が出張って何かが良くなった例というのを思いつかないのだが。


日本の教育は国が行っているのであって、大雑把に言えば内閣〜文部科学省教育委員会が決定し、実行されればいい。確かに硬直化してる部分もあるので、ちょっと圧力に揺らぐパフォーマンスもしておきましょうというのはいいことだ。そのへんほぐすのは大切。
しかしなー、保護者でさえアレではないかと思うのに、さらに縁の遠いネット住人が議論してもなー、と。「慎重な議論を」ってのは何も決めずに時間を経過させましょうという意味だし。どうせ議論といいつつ上に提言することもなく何のアクションもしないわけだし。


議論よりむしろ今回みたいな、多少の混乱やデメリットがあってもいいから何か実験してみろや的なアクションの方が価値あるんじゃないのかな。その意味で学力調査はいい線行ってそう。上が強行しなかったら何もせず現状も変えられない学校ばっかりだったんじゃないの? 機会やるから混乱に乗じてよい方向へ変化しろって意図だろ。あるべき論や一切のデメリットを認めない論ばかり蔓延させてるのは保護者とネットを含むマスコミじゃないのかねぃ



あー、そういや自称教育関係者のBlogって良く目にするんだけど、一部、タダの毒吐き日記なBlogがあって、ちょっとなー、とは思う。「xxxと思うのでxxxという具体的提案をまとめて働きかけをしましょう!」なんてのはまず無くて「xxxはわかってない、これはひどい、xxxすべき、世の中xxxであるべき」とかが多い。
異業種の対岸の火事ネタならともかく、国公立教員ならモロ自分の職場ネタなんちゃうんかと。教育委員会?に手紙の一通でも出せと。そのあたりの感覚が良くわからん。抵抗/改善/提案する気は無いけど愚痴は書いとくぜ、みたいな? 本気ではやる気無いだろそれ。
うちが知らないだけで、裏ではネット教員連合みたいなのが作ってあって、連名で要望書提出とかしてるんかしらん。なんかこー、教育とは何ぞやみたいなでかい話にもかかわらず、労働者が酒場で愚痴ってるようなギャップを感じるわ〜。