衛生リテラシー

http://d.hatena.ne.jp/sukekyo/20080908/1220854558
自然界がどれほど「キタナイ」で「キケン」かは置いといて精神論を振りかざす例
トイレ掃除で何人も病気になるなら、森とか海とか川とか行ったら全員感染だな。

というかだな、駅のトイレのドアノブとか、紙幣や硬貨とか、都会でも十分反例の出せる話でもある。「教室に2種類の血液型の血を吸った蚊が発見された。他人の血が混ざるなんてキケンなので(略)」とか。


あと、危険があるが働くための場所が職場であり、危険があるが教育するための場所が学校であり、危険があるが治療を受けるための場所が病院だったりするのだが、当たり前なので前提としては語られない。安全第一って書いてある工事現場で本当に安全のみを追求すると今みたいな仕事はできない。

さらに、学校は教育が目的であって掃除が目的ではない。掃除ができる人間に教育することが仕事であって、生徒を使って清掃をすることが目的ではない。体育は安全ではないし何の生産性も無いし合理性も無いし不衛生だが、身代わりロボットに運動させれば教育になるかというとそうではないのである。

非常に単純で基本的なことではあるが、これを学校が文句を言ってきた一般人相手に説き伏せるのは非常に苦労しそう。